第46回家具放談報告レポート
少し時間が経ってしまいましたが13日に開催した復活家具放談のレポートです。
久しぶりの開催、家具放談の看板であった萩原修さん・清水徹さんの
お二人が抜けて最初と、正直なところ参加して下さる方がゼロなことを
覚悟して開始時間を待ちました。
お仕事の都合などで少し遅れた方もいらっしゃいましたが、私を入れて
総勢6名で色々と話をすることが出来ました。
個人情報は省きますが、以前からの常連の方、初めて参加して頂く方の
どちらもバランス良い感じでした。職種的にはほとんどの方が家具関係
でしたが、デザイナー・職人・販売とそれぞれ三様でこちらも丁度良い感じです。
「家具の位置」というテーマでしたが、今回は特にユーザーさんからどう
見えているのか、家具をどう認識しているのだろうかといったところを
中心に話が展開しました。
『どんなブランドが認識されているのか?』
まずは多くの人はどこで家具に触れ、購入に至るのか。
ニトリさん、IKEAさん、無印良品さん、大塚家具さんいったところは
=家具ではあるだろうが、そこから先が急に一般的で無くなるのが現状
ではないだろうかと。
実際業界側の人間的には、メディア等の露出も多く、フォロアーも出て来て
いるブランドと思っていても上記のようなブランド以外は、一部ファン層に
支持されているファンビジネスとなってしまい市井の人には認識されていないのではないか。
このあとも幾つかキーワードは出て来ましたが、所謂あるある話から裏話へと
ちょっとディープな方へ脱線して盛り上がってしまいました。そのあたりで
時間もオーバー気味になり今回はこのあたりでお開きとしました。
「ファンビジネス」という表現は話した全体をなんとなく纏めた言葉では
あるのですが、「家具の位置」を考えるキーワードの一つになるのではないか
と思いますので、次回は引き続き同じテーマでこの辺りからさらに先へ
進めてみたいと思います。
文責:平安工房 外村祥一